タヌキ

  • タヌキ
ファッション…年季の入った和服
好きな食べ物…焼き魚、切干大根、煮豆
お住まい  …ガイアの森にある小屋

トラタヌ帝国の中心〈トラタヌ宮殿〉から東側に広がるガイアの森。その森の木々をかき分けて進んでいった奥地にタヌキの住む小屋がある。小さなその小屋の中は、所狭しと本が並ぶ。そのどれもがタヌキ自身が執筆したもので、その内容は政治などの社会科学をはじめ、自然科学、さらには医学、数学、言語学、哲学、芸術…など多岐に及んでいることから、圧倒的な知識をタヌキは持っているとうかがえる。
普段のタヌキは家で本を読み返したり、ガイアの森を散歩したり、街の中まで行ってみたり、時にはリゾート地まで遠出したりして過ごす。出かけたときは、その先々で俳句を読むのが決まりだ。毎日を気ままに暮らしており、あまり表情には表れていないが、よくよく見るといつも幸せそうに微笑んでいる。

一国の主であるトラとは、かなり古い付き合いらしい。〈トラタヌ宮殿〉で行われるトラタヌ帝国会へも ちょこちょこ顔を出し、国を更に良くする方法をラグドールやウマ、ライオンたちと話し合ったり、「トラタヌ」を一緒に遊んだりもしている。

〔 ムレコウカの最後に発動 〕あらゆるセットから1つを選び このセットと交換してもよい。

《トラ》と同様、トラタヌを象徴するカード。群れセットを作るが、3枚のみなので他のどうぶつに比べて揃えにくい。そのぶん効果は非常に強力で、あらゆるセットとこのセット(30P)とを交換できる効果を持つ。もし交換をすれば点数が下がってしまう場合など、交換をしたくなければしなくても良い。

《タヌキ》の真の強さは《トラ》の100Pを掻っ攫うのはもちろん、各種ドウブツエンをも対象にできるところにある。枚数的に集まりにくいとはいえ《フェネック》(妹)によってほかのプレイヤーが一度に回収する場合があるので、群れが揃うのは決して稀とも言い切れない。

このようにトラタヌ随一の強力な効果だが、もちろん対処もできる。《タヌキ》の効果は〔 ムレコウカの最後に発動 〕なので、先手を打ってしまえばよい。例えば《セイウチ》を揃えることで《タヌキ》の効果を使えなくすることができる。(セイウチを何列目に置いてもタヌキの効果より先に発動できる点も優秀。)
また《カメ》を揃えたプレイヤーのセットは《タヌキ》の対象にされることはない。あとは言わずもがなだが、全員がロースコアの一夜では《タヌキ》の真の実力は発揮できない。

強力な効果の代わりに、実は扱いが上級者向けなカードである。拡張パックのカードを足して点数がインフレしていけばいくほど、さらにパーティを面白くしてくれるだろう。

群れセット得点点数
通常30
捕獲15
ドウブツエン

相性の良いパック

TORATANU+4 タイガー&ラクーン

Q&A

Q.拡張パックで《タヌキ》を加えたことで合計枚数が4枚になり、ドウブツエンができました。この場合、効果を発動すればドウブツエンの80Pと他のセットを交換するのですか?
A.はい、そうです。もし交換をすれば点数が下がってしまう場合など、交換をしたくなければしなくても構いません。

収録パック

TORATANU